Top | RSS | Admin

2018.04 « 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 » 2018.06


recent entries

recent comments



スポンサーサイト ++++++++ スポンサー広告

--/--/-- --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
| top▲


バラのシモヤケ??? ++++++++ バラの栽培日誌

2006/03/07 01:59

今年の剪定のときに
枝の所々・・あるいは全体的に
小豆色になっているバラがいくつかありました。

たとえば・・
ザ・マッカトニー・ローズ
(ちなみに所々白いのは 石灰硫黄合剤のためです)

20060307140609.jpg


所々まだらになっている所もあれば
全体的に小豆色になっていたり・・・

20060307140616.jpg



これは クラウン・プリンセス・マルガリータ
小豆色…まではいっていませんが
上半分が赤みを帯びているのがおわかりいただけますか?

20060307140601.jpg


そのほか アンブリッジローズや パット・オースティンなどのバラでも
同様の変色した枝がみられました。


以前 同じような枝について
これはバラのシモヤケだという説明を
聞いたり読んだりしていたので
これもそうだろう・・・と勝手に自己診断して
そのままにしていました。

で、バラのシモヤケって???




先日 セミナーでご一緒させて頂いているannabelleさん
同じような枝について先生に質問されておられました.

回答は やはり寒さによるものだったそうです。

そのお話について色々聞いてみると
アントシアンという色素の名前が出てきました。

目に良いと話題のアントシアニンに良く似た名前・・
と思われて方もいらっしゃるかも・・

調べてみると アントシアニンはアントシアンの配糖体。
要はアントシアンに糖がくっついたようなもので
植物内ではこの状態で存在する事が多いみたいです。


このアントシアン
寒冷刺激にあった植物内のでんぷんが
糖質に変わることにより発現してくるみたいで・・
寒さに遭うと 植物の成長が止まるためそれまで消費されていた糖分が
使われにくくなり さらに植物内の糖濃度があがってくるのだそうです。
また アントシアンの生成には紫外線も大きな役割を果たすのだそうです。

このアントシアンの働きによる植物の色の変化で
一番ドラマティックなのが
秋の紅葉。
これも アントシアンの仕業なのです。

また春のバラの季節よりも
気温が低い時に咲く秋のバラの方が
色が濃く鮮やかなのも
この色素が一役買っているのかもしれません。

さてさて
このアントシアン
実は 化学の実験でつかうリトマス試験紙にも利用されている色素なのだそうです。
この色素をふくむリトマス苔をつかって 作られるのです。
アントシアンは酸性で赤 アルカリ性で青となります。

植物の細胞液は酸性をしめすとかで
糖が多く含まれたバラの枝ほどアントシアンが多く生成され
それが赤い色となって発現する・・と言うことなのでしょうか。

でも そうなると青い花に含まれるアントシアンはどうなるの?
という話になりますが
それに関しては諸説あるみたいで・・・シロウトには??です。

さて 話が横道にそれましたが
赤くなる原因はアントシアンだけでなく
その他の要素もかかわってきます。
・・たとえば
 
 ①糖の蓄積量 しっかり育って栄養を蓄えた枝ほど枝全体が赤くなり
       少ないものほどまだらに赤くなる。
  
 ②バラの品種ごとの構造と バラのトゲの大小
       トゲが少ないと寒さが伝わりやすいとか・・・
       トゲは実は防寒の役割もしていたのですね~

①にかんしては 以前 師匠が 充実しているバラの枝ほど触ると冷たい・・
と達人級のテクニックを教えてくださったのですが
糖の量の多さとこの温度の低下がさらに色素の発現を促しているのかも・・・
また 良い芽は赤い色が多いというお話も以前しましたが
これもアントシアンがかかわっているのかもしれませんね。

ウチの枝に関して言うと
どちらかと株元に近い枝の方が
全体的に色が変わっている印象をうけました。
こういうところのほうが 栄養がたまりやすいのでしょうかね???

でも 黒点などの病気も
枝に色がつくと言うこともあるみたいなので・・
あとは ウチの子達がシモヤケであってくれることを
願うのみです・・・

今回は 文字だらけになってしまいました。
ちょっと 判りにくくて ごめんなさい・・
       

スポンサーサイト
トラックバック(0) | コメント(15) | top▲


<<今年お迎えしたクリスマスローズ♪ | Top | またもや 素敵な本が・・・>>




Comment
とても興味深いお話しですね。
じっくり読んでしまいました。
赤い枝や芽ほど栄養が...フムフム
今年は特に寒かったですからね。
そしてトゲが多いバラほど耐寒性があるということなのでしょうかねぇ。
【2006/03/07 16:17】 URL | tante [ 編集] | top▲


erikさん、こんにちは。
こんな小豆色した枝、うちの薔薇にもあります。
そうそう、所々だったり縦に半分くらいが赤かったり。。。
どうしてそうなるのか、詳しく書かれてすごいなぁ。
読み進めていくうちに頭の中がこんがらがっちゃったr(^^;)
とにかくこんな赤い枝には、春の花の色が濃くなるんですよね。
楽しみです。

でも、しもやけなのか黒点なのか見分けが付かないσ(^_^)ワタシです。
【2006/03/07 16:50】 URL | アンジェラ [ 編集] | top▲


アントシアン・・・
またまたお勉強になりました^^
我家も小豆色のまだら枝、去年よりも
今年のほうが目について・・
見た目に痛々しくてとても気になって
いました。
糖分の蓄積量が関係してるんですね。
人がも寒いと糖分取りたくなるとは・・ちょっと違うかな^^゛

子どもに危ないと思ってわざわざ取っていたいた棘が防寒の役目をしてたな
んて~~無駄なものは無いってことですね^^゛
【2006/03/07 17:58】 URL | ひなこ [ 編集] | top▲


erikさん、皆さん、こんばんは~

アントシアンのお話、とってもよくわかりました♪アリガトウ
冬はしもやけ、夏はヤケドで植物も大変なんですね~^^

erikさんちのはよい色ですね~
黒点の元や他の病気だともっとくすんだ血の気がない色のような気がするんだけど
どうでしょう?
剪定どきに「この枝の色はヤバイ?」と狙ってばっさりしたときに
大当たりだとうれしかったりします^^:
【2006/03/07 20:40】 URL | Anne [ 編集] | top▲


やぁ、erikさん、みなさんこんばんは~。
ふっふっふっ・・。
色素の話、バラをふまえて追い求めると、ハマルヨ~(笑)
セミナーでは、高レベルなので話さないけどね。はははー。
この話深みに行くと、植物栄養学にいくからねぇ~。はまったら、また教えるよ。あはは~。

ひとつ、糖質についてー
糖質は、人が冬に糖分がほしくなるのと同じで、芽吹きと寒さに打ち勝つための大切なエネルギー源(カロリー)なのよ。
このエネルギーは、水よりも重く、粘りもあるの。
そして、晩秋は気温が低く、地温はそれよりあたたかい、というのもおぼえておいて。
それを念頭において次のことを考えてみて。

 寒くなると枝内の管は、きゅっと締まります。でも、地温はあるので、栄養は根より吸収。
 これにより、水は枝先までいけるけど、重く、粘りのある糖質はなかなか枝先にいけない。
 その状態で、そのままゆっくりブレーキがかかり冬眠へ・・・。

 そうすると、行きそびれた栄養が株元付近で濃密状態になり、糖質=アントシアンの共同体は寒さで濃赤(小豆)に発色。高エネルギーのため、痛みにくい場所となる。

 いわば、どんなに痩せ株でも株元付近はやや充実するということ。

これがわたしは強剪定を「蘇生術」「活性術」って、言う由縁なのですよ。(おさはち談)

うお!、文章長くなった~。
ごめん、熱はいっちゃった。ゆるして~。
んじゃね。







【2006/03/07 20:57】 URL | おさはち [ 編集] | top▲


tanteさん♪
こんばんは~
文字だらけのまとまりのないブログを
しっかり読んでくださって
ありがとうございます^^
一つの色素だけからでも
バラの一つの健康バロメーターになるなんて
結構面白いなぁと思って
色々調べてしまいました。
今の時期 バラが咲いていないので
結構 こういった話題をする事が多いんです。。。私^^;
また 良かったら(長い文章になるかも・・・ですが)読みにきてくださいね~~♪
【2006/03/07 21:11】 URL | erik [ 編集] | top▲


アンジェラさん♪
こんばんは~

アンジェラさんのお庭にも
シモヤケのバラ あるのですね♪
黒点か シモヤケか・・・
という区別については
どうなんでしょうねぇ・・・
経過観察というか・・・
暖かくなってからの その枝の芽の伸び方とかタケノコの形をしているか・・・
とか そういうところで
判断するしかないですよね・・・

文章長々と書いてしまって・・・
調べた事を あれもこれもと
詰め込んで書いてしまったので
判りにくい所もあったと思います。
もうちょっとシンプルかつ的確に
書けたらよいのですが・・・^^;

【2006/03/07 21:16】 URL | erik [ 編集] | top▲


ひなこさん ♪
こんばんは~
ひなこさんも・・気になっておられたのですね。
確かに 私たちが打ち身などで内出血した時の色にも似ているので
すごく痛々しく見えますよね^^;

うんうん♪
寒いと 甘いもの欲しくなりますよね。
ホットココアにお汁粉 おぜんざい・・・きりがありません・・・

そうそう
人間にとってはちょっと怖いバラのトゲも
色々バラの育っている気候などによって
進化した末の姿なのでしょうね。
う~ん 奥が深いっ!!!
【2006/03/07 21:20】 URL | erik [ 編集] | top▲


Anneさん♪こんばんは~
そうそう 冬は冬でシモヤケ・・・
で 夏は夏でヤケド注意!!!で
バラも一年中 大変ですよね^^;

ほかの病気だと血の気がない色・・・
なるほど~
シモヤケは色が変わっても
表面の艶や張り具合はしっかりしていて
病気だと そのうち皺が寄って(茎の中の導管や篩管の中に病原菌が詰まってくるため??)きそうな感じで 色艶がまた違ってくるのでしょうか??(私の勝手な想像なのですが・・・)

剪定の結果
大当たり~だと 本当ちょっと嬉しいですよね。
【2006/03/07 21:34】 URL | erik [ 編集] | top▲


おさはちさん♪
こんばんは!

やっぱり?!!!
この話題ってはまる要素の高い内容なのですか?
植物栄養学・・・
ということは
フラボノイドとかカロチノイドとかの
お話に進んでいくと言うことですかね~
アントシアンは水溶性でカロチノイドは脂溶性とか・・・

そうそう 糖がバラの場合
どこに一番冬場蓄えられているのか
知りたかったんですよ~
株もとの色が濃いということは
そこが糖濃度が高いのだろうけど
どういうメカニズムで
そこに糖が集中するのかが???でして・・・
紅葉の場合だと 寒冷刺激により 葉柄と幹の境目の部分の交通が遮断されて 葉で作られた糖分が葉に集中して蓄積されて紅葉する・・・といった内容を
読んだような気がするのですが
(すみません・・うろ覚えです)
バラの茎の色の変化は
根からの糖分供給が一つのポイントなのですね。

あと 地温と気温の差!!
よく セミナーで地温の事を言われますが
こういったことも影響してくるのですね~

今回剪定していて
充実した枝の部分まできり戻そうとすると
どうしても下のほうになるなぁ・・・と実感していて・・
また そのとき思った事を
ブログに書いてみようかなと思っていたのですが
今回の説明で 更に納得!!!です。

なんだか どんどんマニアックなサイトになってきました~あはは~
また 色々と教えてくださいね~



【2006/03/07 21:49】 URL | erik [ 編集] | top▲


erikさん、
すごい・・・あれからこれだけの事を調べられたの?
私は???なまま、就寝してしまいましたよ^^;
今まで、ただ漠然と小豆色がいい枝!と頭にインプットされていましたが、
その枝の濃淡が糖分(アントシアン)の蓄積量と関係が深いもので、さらにその事が、紅葉やバラの休眠、強剪定に重要な意味を持ってるとは、思いもしませんでした。
この記事、永久保存版ですね。
プリントアウトして保存させてもらいますね^^
【2006/03/07 23:10】 URL | annabelle [ 編集] | top▲


再登場です~。
この記事、とてもわかりやすいので、
こちらからも紹介させていただきました。事後承諾でごめんなさいね♪
【2006/03/07 23:52】 URL | annabelle [ 編集] | top▲


annabelleさん♪
おはようございます。
こちらの事を紹介していただき
ありがとうございました~^^

バラの茎の色調の変化ひとつだけでも
色々な事が判ってきて
面白いですよね。
植物の世界の奥深さも感じますが・・

おさはちさんの説明の最後の方に出てきた
強剪定のお話も
とても説得力がありますよね。
こうやって色々な事が判ると
お世話する時に応用が効いてきて
更に 楽しくなりそうです。
【2006/03/08 06:58】 URL | erik [ 編集] | top▲


erikさん、こんにちは。
こんなに調べてくれてありがとう~。

充実した枝を触ると冷たい・・というのは
わたしも感じていたわ。
海綿質が多いとふわふわして温かく感じられて、
木質の部分が多いと固くて冷たい。
まるで発泡スチロールと石のような。
木質(維管束)の部分が多いほど充実している枝というわけだから、
なんとなくそうなのかなぁと。

erikさんのいうとおり、
病原菌や日陰だったり、何らかの原因である部分に栄養(糖質)が行き渡らないと、
きっとその部分のアントシアンが不足(?)して
枝がまだら模様のように染まるのでしょうね。
そうなると確かに良い芽・・というのも同じ気がしてきますね。

以前、しもやけにしたいが為に
北風の強く当たるところに苗を置いたりしていたけど
今考えるとちょっと取り違えてたわ(笑)
【2006/03/08 10:53】 URL | うさこ [ 編集] | top▲


うさこさん♪ こんにちは^^
この お話で
どんどん盛り上がりますね。

太くて充実した茎は
切ってみると とても手ごたえがあって
逆に 未熟な枝は ふかふかで
石と 発泡スチロールという例え
どおりだと思います^^
冷たい・・・というのは
あまり気がつかなったんです..私^^;
うさこさん ばっちり その冷たさに
気づいておられたのね。エライ!!

維管束の木部柔組織だけでなく
茎や根の皮層にでんぷん等をためていることもあるみたいで
表面に近い部分にでんぷんをためた枝ほど
赤い色素が見えやすくなるのかも・・・
とも思います。

そうそう
充実した枝にするには
おさはちさんのコメントによると
気温と地温の較差がキーポイントになるとのことですが
ただ 寒い所に置くだけでなく
地温がある程度の暖かさになるような工夫・・
たとえば 鉢を寄せておくとか
2重鉢にするとか マルチングしてやるとか・・
そういった工夫も良いのかも・・・

でも ある程度土が凍ったり
溶けたりを繰り返す事によって
土の中に酸素が取り入れやすくなるような気もするので
(うまく 表現できないのですが)
あまり 神経質にならなくっても
良いかも~ですね。
【2006/03/08 16:18】 URL | erik [ 編集] | top▲




コメント












管理者にだけシークレットコメントをおくる



Trackback
Trackback URL
→http://jardinderik.blog13.fc2.com/tb.php/81-1990ede3
FC2blog user only
| Top |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。